独自動車大手のフォルクスワーゲン(VW)は7日、アフリカのケニアで2016年末から、「ポロ・ビボ」を完全ノックダウン(CKD)生産すると発表した。輸入会社DTドビーとの共同プロジェクトで、2017年からナイロビ近郊のティーカにあるケニア・ビークル・マニュファクチュラーズ(KVM)の工場で生産を開始する。生産規模は最大で年5,000台となる予定。
VWは現在、アフリカ大陸では南アフリカとナイジェリアに生産拠点を持っている。ケニア工場はアフリカで3番目の生産拠点となる。
ケニアでは工場に加え、生産ライン従業員の訓練センターも設置する計画。当初はVWの従業員を対象とするが、将来は同地域の若年者の雇用機会の改善を目指した製造業一般の訓練センターとする方針。