独高級車大手のBMWグループは9月13日、2016年8月の世界自動車販売が16万5,431台となり、前年同月に比べ5.7%増加したと発表した。1~8月の累計は前年同期比5.5%増の150万8,659台となり、BMWグループにとって1‐8月期販売で初めて150万台を突破した。
8月のブランド別販売では、BMWが前年同月比5.0%増の14万2,554台、MINIは10.3%増の2万2,575台だった。地域別(BMWおよびMINI)では、欧州が6.3%増の6万2,653台、アジアも13.8%増の5万9,047台と好調だったが、アメリカは4.4%減の3万8,200台に低迷した。
BMWのイアン・ロバートソン取締役(販売・マーケティング担当)は、「全般的に販売は伸びている。特に電気駆動モデルの人気が高く、代替燃料車の販売はすでに2015年通期の実績を超えている」とコメントした。
具体的には「BMW i」および「BMW iパフォーマンス」のモデルの8月までの販売は3万4,664台(「BMW i」:1万6,855台、「BMW iパフォーマンス」:1万7,809台)に達し、2015年の通期実績をすでに超えている。