独オスラム、BMWからLEDの大型受注を取得

独照明器具大手のオスラムは9月28日、高級車大手のBMWからLED照明器具の大型受注を獲得したと発表した。ドイツとオーストリアの計8工場にLED照明を設置する。2017年末までに順次、設置していく計画で、LED照明の総数は最大17万個となる。今回の受注を獲得したライトニング・ソリューションズ・アンド・システムズ(LSS)部門にとっては、これまでで最大規模の受注契約の一つに数えられる。

LED照明に変更する工場は、ディンゴルフィング、レーゲンスブルク、ミュンヘン、ランツフート、ヴァッカースドルフ、アイゼナハ、ベルリン(以上、ドイツ)、および、シュタイヤー(オーストリア)の計8工場。ディンゴルフィングとレーゲンスブルクの2工場はすでにLED照明の設置作業を終えている。

オスラムの2015年の売上高は約56億ユーロ。このうち、ライトニング・ソリューションズ&システムズ部門の売上高は9億5,500万ユーロと、全体の売上高に占める割合が最も小さい。

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