独エーベルスペッヒャー、ポルトガルに新工場

自動車の排気系部品や暖房システムを製造する独エーベルスペッヒャーは9月26日、ポルトガルのトンデラに排気系部品の新工場を建設すると発表した。新規受注の獲得を受け、欧州域内における生産能力を増強する。新工場は2017年第3四半期に生産を開始する予定。

新工場の用地面積は11.5ヘクタール。生産棟と物流棟を建設する計画。新工場から、欧州自動車メーカーのスペイン、ポルトガル、モロッコ北部の工場にディーゼル車およびガソリン車用の排ガス処理装置や、ガソリン用パティキュレート・フィルター、触媒コンバーターなどを供給する。

新工場の従業員数は2017年末までに約120人を予定している。2020年までに500人に増員し、排ガス部品の生産能力を年250万ユニットに引き上げる計画という。

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