PSA、BMW

自動車大手の仏PSAグループと独BMWは、伊自動車部品大手のソゲフィと約1億8,000万ユーロの補償金について交渉しているもようだ。10月4日付の独業界紙『オートモビルボッヘ』(電子版)が報じた。ソゲフィの仏子会社Systemes Moteursが両社に不具合のあるサーモスタットを納品したためで、PSAへの補償金が大部分を占めているという。同紙によると、不具合のあったサーモスタットは、BMW傘下の超小型車ブランドMINIの車両や、少なくともPSAの1モデルに搭載されていた。数年前に納品したサーモスタットに対する賠償請求だが、交渉が長引いている。PSA、BMW、ソゲフィのいずれも係争についてコメントを控えている。

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