米ゼネラルモーターズ(GM)の英国法人ボクスホール が2017年に発売予定の新型スポーツサルーン「インシグニア VXR」は、フォード「フォーカスRS」と同じ、機敏性を高めるトルクベクタリング技術を採用する見込みだ。英自動車専門誌『オートカー』(電子版、10月7日付)が報じた。同誌によると、新型「VXR」の技術仕様が明らかになるのはまだ数カ月先になるが、「フォーカスRS」の全輪駆動システムを開発した英自動車部品大手のGKNが、いわゆる「後輪車軸のツインスターモジュール」を取り入れた「VXR」の開発を進めているという。これが事実なら、VXRは後輪で完全にトルクベクタリングできるようになる。