ロシア新車販売、10月は2.6%減

ロシアの欧州ビジネス協会(AEB)は9日、同国の2016年10月の新車(乗用車・小型商用車)販売が12万6,658台となり、前年同月に比べ2.6%減少したと発表した。1~10月の累計は前年同期比13.3%減の114万7,670台だった。

自動車製造業者委員会(AMC)のシュライバー会長は、前年同月比の減少幅が小幅になっている傾向について、「悪い結果ではなく、年末に向けて新車登録が改善するという我々の予想を立証している」とコメントし、政府の購入支援プログラムが改善の主因であると説明した。ただ、購入支援プログラムは終わろうとしており、政府による有意義な購入支援がなければ長期的な市場の安定は難しい、との見解を示した。

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