マブチモーター(千葉県松戸市)は4日、ポーランド南部のマウォポルスカ県に新工場を建設する計画を発表した。自動車電装用モーターの販売拡大に伴う生産能力の拡大とグローバルな生産・供給体制の構築を目的とする。同社にとって欧州初の生産拠点となる。
新工場(略称:ポーランドマブチ)は、ブチモーターの100%子会社として2017年1月に設立する予定。2019年冬頃の操業開始を計画している。資本金は約20億円、建設投資は2023年までに総額で約96億円を見込んでいる。
工場の建屋面積は2023年時点で約2万6,000平方メートルとなり、自動車電装用モーター生産能力は年約1,600万個となる予定。従業員は同年に約400人を見込んでいる。