新型「MINIカントリーマン」の宣伝キャンペーン開始、ニコンとも協力

独高級車大手BMW傘下の小型車ブランドMINIは2016年10月から新型「MINIカントリーマン」(日本名:クロスオーバー)の発売に向けて宣伝キャンペーンを開始した。同モデルは2017年2月に発売する予定。宣伝キャンペーンのスローガンは「ADD STORIES」で、都市部の若い世代をターゲットにしている。

フルモデルチェンジした新型「MINIカントリーマン」では、広い車内空間を確保するとともに、機能性、スポーツ性、高級感を大幅に向上させた。また、新型モデルではMINI初のプラグインハイブリッド車「MINI クーパーS E カントリーマン オール4」も市場投入する。

新型「MINIカントリーマン」は市内走行だけでなく、ラフな田舎道(カントリーロード)での走行にも対応している。

MINIのブランドマネジメントを統括するマーク・レングニング氏は同モデルについて、「外へ出て新しい世界を発見するという価値観は我々のターゲットグループにとって全く新しい価値観だ」と語る。同氏はさらに、「MINIカントリーマンは都会的なMINIブランドに新たな広がりをもたらす。週末に街(都会)を離れて新しい経験とストーリーを持ち帰るというのも都市における生活の一部だ」と説明する。

新型「MINIカントリーマン」は11月18日にロサンゼルスモーターショーで世界初公開する予定。欧州では2017年2月に市場投入し、同年3月には欧州以外の市場でも販売を開始する。

■ ニコン「キーミッション360」と提携

新型「MINIカントリーマン」のマーケティング活動では、日本のカメラ大手ニコンと世界市場で協力する。ニコンは、カメラを中心に水平、垂直の全方位を映像化する4K UHD対応のアクションカメラ「キーミッション 360」のマーケティング活動に新型MINIを活用する。BMWは両社の協力関係について、両製品は冒険や新鮮な体験、手付かずの自然に対する情熱を共有している、と説明する。

上部へスクロール