VW、アルジェリアで現地生産

独自動車大手のフォルクスワーゲン(VW)は11月27日、アルジェリアの販売代理店SOVACと自動車組み立てを事業とする合弁会社を設立すると発表した。2017年春から、アルジェリア北西部のルリザンヌでVWグループ傘下のブランドのモデルを現地生産する。

VWグループは少数株主として新合弁会社SOVACプロダクションに出資する。組み立て工場の生産能力は段階的に高めて行き、1日あたり100台以上を生産する体制を整える計画。新工場では、VW「ゴルフ」、セアト「イビザ」、シュコダ「オクタビア」、VWの商用車部門であるVWヌッツファールツォイゲの「キャディ」を生産する。

SOVACは2001年からVWグループの販売代理店として、VW、VWヌッツファールツォイゲ、アウディ、セアト、シュコダ、ポルシェのモデルを輸入販売している。VWグループはアルジェリアに100店舗以上の販売ネットワークを持ち、1,600人以上の従業員を抱える。2015年はSOVACを通じて3万台の新車を販売した。

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