独自動車大手のフォルクスワーゲン(VW)は12月1日、ブラジルの商用車子会社(Volkswagen Caminhoes e Onibus)に今後5年間で4億2,000万ユーロを投資すると発表した。不景気が続くブラジル経済が今後回復すると見込んでいる。レセンデにある工場の近代化、ラインアップの強化、車をインターネットでつなぐコネクティビティサービスの開発に充てる。
VW商用車部門のアンドレアス・レンシュラー最高経営責任者(CEO)は、「ブラジルはドイツ経済にとって重要な市場であり、それはこれからも変わらない。ブラジル経済は底をつき、今後回復すると見込んでいる。我々はそれに備えて今投資をする」と語った。今回の投資は同子会社にとってこれまでで最大規模となる。