独自動車照明・電子部品大手のヘラーは12月9日、ドイツ南部のシンデルフィンゲンに自動車用照明の開発センターを2017年2月に開設すると発表した。シンデルフィンゲンはシュツットガルトから約20キロメートルの距離にある。
従業員は当初、約25人でスタートし、今後数年以内に100人以上に増員する方針。ヘラーの照明部門では、ヘッドライト、テールランプ、方向指示灯、内装・車内灯のほか、ライティングとエレクトロニクスの専門技術を統合させたライティングエレクトロニクス関連部品などを生産している。
ヘラーの開発センターは、本社のあるリップシュタットのほか、中国、インド、米国、メキシコ、スロバキア、スロベニア、チェコにある。
同社の2015/16年度(5月末締め)の売上高約63 億5,000万ユーロのうち、照明部門は27億ユーロ以上を占めた。