独フォルクスワーゲン(VW)のチェコ子会社であるシュコダ自動車は5日、ムラダー・ボレスラフにある本社工場に建設した新プレス棟の竣工式を行った。建設投資は8,640万ユーロで、アルミ製シャッシーを生産する最新のサーボプレスライン「PXL2」を導入した。
サーボプレスライン「PXL2」には14基のサーボモーターが組み込まれており、回生エネルギーを蓄電・再利用する設計となっている。従来の機械プレスラインとは異なり連続稼働することより、エネルギーを最大15%削減できる。
新プレス棟は2015年に着工した。敷地面積は1万1,600平方メートルで、140人を新たに雇用し、3月からフル操業体制に入る予定。1日に2万3,000個のパーツ生産を見込んでいる。