独ダイムラー、CESに「フィット・アンド・ヘルシー」出展

独自動車大手のダイムラーは米ラスベガスで開催された家電見本市「コンシューマー・エレクトロニクス・ショー(CES)」(2017年1月5~8日)に、コンセプトカー「フィット・アンド・ヘルシー」を出展した。センサーで心拍数などの生体情報(バイタルデータ)を認識し、ドライバーのストレス度や疲労度に合わせて、空調や照明、音楽などを調整したり、ナビでストレスの少ないルートを選択することができる。空調機器から香りを出したり、シートマッサージでリラックスさせることも可能という。

ダイムラーは、乗員の快適性を改善するため、オランダの電機大手フィリップスと戦略提携した。共同研究プロジェクトでは、身につけて持ち歩くことができるウェアラブル端末を使ってドライバーのバイタルデータを収集できる技術の開発および量産化を目標に掲げている。

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