スイスの自動車部品大手オートニウムは10日、米カリフォルニア州シリコンバレーに開発センターを開設したと発表した。開発センターでは電気自動車(EV)や自動運転システムなど自動車の新たなトレンド「ニューモビリティ」に特化した防音・断熱システムを開発する。
スイスのヴィンタートゥールに本社を構えるオートニウムは、車内外の騒音を低減する軽量なコンポーネントや軽量断熱材などを生産している。EVの車内は排熱がないため従来のガソリンエンジン車と比べ冷える傾向にあるため、EV向けの新たな軽量防音・断熱コンポーネントの開発が求められている。