ArcelorMittal

鉄鋼世界最大手のアルセロールミタル (ルクセンブルク)が10日発表した2016年12月通期決算の最終損益は17億7,900万ドルの黒字だった。前期は79億4,600万ドルの赤字と過去最悪の損失を出したが、市況の回復とコスト削減の効果で黒字に転換した。黒字は5期ぶり。売上高は11%減の567億9,100万ドル。鉄鋼出荷量も0.8%減の8,390万トンに低迷したものの、コスト削減と低迷していた鉄鋼価格が上昇に転じたことで収益が改善した。営業利益は41億6,100万ドルだった。

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