BMW、米Skurtに資本参加=メディア報道

独高級車大手のBMWがレンタカーサービスの米新興企業Skurtに資本参加したもようだ。複数のメディアが報じた。ただ、BMWがSkurtの事業にどこまで関与するかは不明という。

Skurtは、2015年に米ロサンゼルスで創業した。予約を入れると、1時間以内に希望の場所までレンタカーを届け、返却時も車両を受け取りに行くサービスを提供。現在は、ロサンゼルス、サンディエゴ、マイアミで事業を展開している。

ニュースサイト『ビジネスインサイダー』によると、Skurtはこのほど、シリーズA投資ラウンド(1回目の第三者割当増資)を実施し、米ベンチャーキャピタル会社のアップフロントベンチャーズやBMWから、1,000万ドルの資金を調達した。

BMW情報ブログ『ビマー・トゥデイ』によると、BMWは例えば、米国のディーラーからSkurtに車両を提供したり、Skurtが提供する車両をBMWモデルのみに限定するといった形で事業に関与する可能性もあるが、詳細は不明という。

独競合のアウディはSkurtと同様のサービスを提供する米レンタカー会社シルバーカー(Silvercar)に投資しており、同社が提供する車両をシルバーカラーのアウディ「A4」に限定している。

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