独オペル、ジュネーブオートサロンでインシグニアの新モデルを公開

独自動車大手のオペルは、3月7日に開幕したジュネーブオートサロン(一般公開:3月9~19日)において同社の旗艦モデルであるインシグニアの新型モデルを初公開する。新モデルはクーペスタイルのセダン「グラン・スポーツ」とステーションワゴン「スポーツ・トゥーラー」の2機種がある。

オペルのカール・トーマス・ノイマン社長が「リュッセルスハイムの宇宙船」と呼ぶ「スポーツ・トゥーラー」は全長4.99メートル。最大積載量は従来モデルよりも100リットル多い1,640リットルになる。アダプティブ・フロントライティング・システムを採用したマトリックスヘッドライトなどの最新機能は、この旗艦モデルのために開発された。プラットホーム「イプシロン2」の採用が軽量化に寄与しており、いくつかのモデルでは車体重量を200キログラム削減している。新モデルは従来と同じくガソリン車とディーゼル車があり、6速MTと8速ATを用意する。出荷開始は7月の予定で、「グラン・スポーツ」は2万5,940ユーロから、「スポーツ・トゥーラー」は2万6,940ユーロからの設定となる。

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