自動車部品大手ゲスタンプ、下期に上場へ

スペインの自動車部品大手ゲスタンプは13日、今年下期の上場を計画していることを明らかにした。上場後の時価総額は約37億ユーロに達する見通しで、欧州で今年に入って実施される新規株式公開(IPO)としては最大規模となる。

ゲスタンプはマドリード、バルセロナ、ビルバオ、バレンシアの証券取引所に上場する予定。IPOでは全株式の最大4分の1を放出する。

ゲスタンプは自動車向けプレス部品を手がける企業で、世界98カ所に生産拠点を持つ。三井物産が12.5%を出資している。2月には三重県に日本で初めて工場を開設すると発表していた。