北汽福田汽車、大型トラックの新モデルにZFの技術を導入

独自動車部品大手ZFフリードリヒスハーフェンの技術が、中国の商用車大手北汽福田汽車（Beiqi Foton Motor）がこのほど発売した長距離用トラック「Auman EST-A」に採用された。

新ギアシステム「トラクソン（TraXon）」は、中国の市場や道路事情に適合するよう特別に開発された。基本ギアシステムの最大トルクは3,400Nm。

Auman EST-A には同様にZF製の後軸システム「エアトラック（Airtrac）」も装備される。「エアトラック」はZFが大型トラック用に開発した空気バネシステムで、荷重負荷や路面衝撃を軽減するだけでなく快適な走行も実現している。

ギアシステム「トラクソン」とエアサスシステム「エアトラック」はドイツのフリードリヒスハーフェン工場で生産し、北京の北汽福田汽車の工場に出荷される。