ドイツの技術開発サービス会社RLEインターナショナルはこのほど、シュツットガルト近郊のベーブリンゲンにエンジニアリングセンターを開設した。3月24日付の独業界紙『オートモービルインダストリー』(オンライン版)が報じた。センターの床面積は約1,800平方メートル。130人の技術者が車体や電子制御技術などの開発プロジェクトに従事していく。
同センターでは今後はさらに増員する計画で、今年末までに新たに30人を雇用する。現在11人いる工業デザイン分野の職業訓練生も増やす予定という。
同社は10年前からシュツットガルト地域で事業活動をしている。今回ベーリンゲンを選択したのは、ダイムラーなどの自動車メーカーに近いなど工業団地の利便性だった。RLEモビリティーのハンス・ヨアヒム・ラウフェンベルク社長は、同地域はグループにとって戦略的に大きな意味を持つと強調する。