ドイツの金属粉末積層造形機(3Dプリンター)メーカーであるSMLソリューソンズはこのほど、米新興企業ダイバージェント3Dと戦略提携で合意したと発表した。ダイバージェント3Dは、3Dプリンターを使ってスーパーカーを製造するなど、3Dプリンターを使った新たな生産技術の開発に取り組んでいる。両社は、自動車部品を3Dプリンターで生産コストを抑えつつ量産するための新しい製造技術の開発で協力する。
ダイバージェント3Dは、自動車部品などの複雑な構造の製品を経済的かつ環境負荷の低い方法で設計・製造する「ダイバージェントマニュファクチャリングプラットフォーム」を開発した。今回の戦略提携では、当該プラットフォームを活用して自動車部品を量産するためのソフトウエアおよび装置の開発で協力する。