独ZFと仏フォルシアが戦略提携

自動車部品大手の独ZFフリードリヒスハーフェンと仏フォルシアは4日、戦略提携すると発表した。両社は提携を通して、自動運転車の安全技術と内装システムを統合する包括的な新たなコンセプトを開発していく方針。資本提携は行わないとしている。独業界紙『オートモビルボッヘ』によると、両社は9月のフランクフルト国際モーターショー(IAA)に最初の共同開発成果を発表・出展する予定。

ZFとフォルシアは、両社の技術を組み合わせることで、内装部品メーカーや安全システムメーカーが単独では実現が難しい包括的なコンテプトを開発し、競争力を高める狙い。

『オートモビルボッヘ』紙によると、両社は今年初めのデトロイトモーターショーで提携の可能性を検討する最初の話し合いを行った。2月末には覚書(MoU)を締結し、4月後半に戦略提携が確定したという。

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