独プレー、年内に250人を新規採用

独自動車部品会社プレーのクリストフ・フンメル社長はこのほど、独業界紙『アウトモビルボッヘ』のインタビューの中で、年内にドイツ国内で新たに250人を採用すると語った。

プレーは2011年に中国の電装部品メーカー寧波均勝電子の子会社となったが、豊富な中国資本をバックに昨年は独TechniSat Digitalから自動車事業部門TechniSat Automotive(現プレー・カーコネクト)を買収するなど電気自動車用バッテリー、インフォテインメント、ナビゲーション、コネクティビティ分野の事業を拡大している。従業員は現在約7,000人で、うち約800人が寧波均勝電子の本社がある中国寧波市で働く。昨年の売上高は約12億ユーロだった。今年3月には本社のあるバイエルン州北部のバート・ノイシュタットに1,250万ユーロを投資して新たな開発センターを開設した。

寧波均勝電子の創業者であるジェフ・ワン社長は、「プレーと共にソフトウエアやテクノロジー事業をより強化したい。ドイツだけでなく世界中で顧客を獲得するのが目標だ」と述べ、さらなる事業拡大に意欲を示した。

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