独自動車部品大手のシェフラーは19日、独北東部のザクセン=アンハルト州ハレ(ザーレ)にオートモーティブ・アフターマーケット部門の自動車向け交換・修理部品の組み立て・梱包センターを建設すると発表した。欧州諸国の地域統括倉庫に製品を発送する役割を担い、ドイツ、オーストリア、スイスの地域統括倉庫も兼務する。2019年末に操業を開始する予定。
センターの運営は包括的な物流業務を受託する3PL(サード・パーティ・ロジスティクス)業界大手の米ネオヴィア・ロジスティクスに委託する。同センターでは、ネオヴィア・ロジスティクスを通して約900人の新規雇用を見込んでいる。
同センターでは、グループ傘下のLuK、INA、FAG、Ruvilleの4ブランドの製品を取り扱い、乗用車や小型・大型商用車、トラクターなどの交換・修理部品を発送する。センターの敷地面積は4万平方メートル。取扱部品は4万点を超える。