Goodyear

米タイヤ大手のグッドイヤー は19日、ドイツ中西部のフィリップスブルクにあるタイヤ工場を7月31日に閉鎖すると発表した。当初は2017年末に閉鎖する計画だったが、影響を受ける従業員約800人の大半で新たな職場が見つかったため、7月末に前倒しすることで労使が合意した。グッドイヤーは、今回の措置により、今後の成長が見込める高価格の大型タイヤに経営資源を集中する。dpa通信によると、グッドイヤーのドイツ法人であるグッドイヤー・ダンロップ・タイヤズ・ジャーマニーは、フィリップスブルクのほかドイツに6工場を持つ。従業員約7,600人を抱えており、年約3,000万本のタイヤを生産している。

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