ウズベキスタンの国営自動車メーカーUzavtosanoat はこのほど、フランスの自動車大手PSAグループ と、小型商用車(LCV)を生産する合弁会社を設立することで合意した。新会社「ウズベキスタンPCA」の資本金は3,000万ユーロで、両社が折半出資する。首都タシュケントから南西に約200km離れたジザフ自由工業団地に新工場を建設し、プジョーおよびシトロエンのLCVモデルを製造する。新会社は部品の50%以上をウズベキスタンで調達する計画。新工場の生産能力は年最大1万6,000台で、2019年の稼働を予定している。SC Uzavtosanoatのユスポス副会長は、「LCVsはわが国の自動車産業で唯一欠けているセグメントだった。新会社は国内の自動車産業を質的に大きく発展させることになる」と述べ、今回の商用車合弁事業に期待を示した。