ダイムラー、ラシュタット工場でEQモデル生産

独自動車大手のダイムラーは5月29日、エレクトロモビリティ向けの新ブランド「EQ」のコンパクトクラスのモデルを将来、ドイツのラシュタット工場で生産すると発表した。これにより、ブレーメン、シンデルフィンゲン、ラシュタットにある国内のメルセデス・ベンツの乗用車工場3カ所すべてで「EQ」モデルの生産が決まった。

最初のEQモデルの量産車「EQC」は2019年にブレーメン工場で生産を開始する計画。また、シンデルフィンゲン工場では将来、上級・高級クラスのEQモデルを生産する予定。

ダイムラーは2025年には、メルセデス・ベンツの販売台数に占める電気駆動モデルの割合が15~25%になると予想している。

ラスタット工場はコンパクトカーの旗艦工場に位置づけられており、現在、「Aクラス」、「Bクラス」、コンパクトSUV「GLA」を生産している。

ダイムラーは国外工場でもEQモデルを生産する計画だが、具体的な計画は市場ニーズを見極めて決める方針を示している。

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