ドイツ南部バイエルン州のホルスト・ゼーホーファー州首相は、欧州連合(EU)の排ガス規制「ユーロ6」の基準を満たしたディーゼル車を対象とした州限定の購入補助金措置の導入を検討しているもようだ。このようなメディア報道に対し、ゼーホーファー州首相は5月20日、州の閣僚レベルで支援措置を検討している事実は認めたものの、まだ決定はしていない、とコメントした。また、「(このような支援策は)あらゆる影響を徹底的に調べる必要がある」とも述べ、今後自動車業界の代表とも協議する可能性を示唆した。ディーゼル車のみを対象とした支援措置案に対しては、緑の党や環境保護団体グリーンピースから批判の声が挙がっている。