BMW、「M4 CS」を発売

独高級車大手のBMWはドイツのミュンヘン工場で7月から、BMW「M4 CS」の生産を開始する。「M4 CS」は、ハイパーフォーマンス・オプションの付いた「M4 コンペティション・パッケージ」とレーシングカー並みの高性能モデル「M4 GTS」の間を埋めるモデルとなる。生産期間は2017～2019年とし、生産台数を限定したBMW Mシリーズの特別モデルとする。販売価格は11万6,900ユーロからの設定となる。

「M4 CS」は、最大出力が338kW／460PS、最大トルクは600Nmと、「M4 コンペティション・パッケージ」をそれぞれ10PSおよび50Nm上回る。また、ボンネットやルーフなどに炭素繊維複合材（CFRP）を使用しているほか、ドアトリムに天然繊維を採用するなどして、車体重量を1,580キログラムに抑えた。

時速0～100キロメートルの加速性能は3.9秒。最高速度は時速280キロメートル。走行100キロメートルあたりの燃費は8.4リットル、走行1キロメートルあたりの二酸化炭素（CO2）排出量は197グラムとなっている。