ブリヂストン、ロシアの新工場を開設

ブリヂストン(東京都中央区)は5月25日、ロシアのウリヤノフスク州のザヴォルジェ工業団地(モスクワの東南東約900 km)に建設した乗用車用ラジアルタイヤの新工場の開所式を行った。新工場はすでに、2016年12月から生産を開始している。

同社は、新工場の建設により、ロシア・独立国家共同体(CIS)市場における今後の需要拡大に迅速に対応できる体制を整えた。CISは人口が約3億人の大市場であり、中長期的に新車販売の拡大とともにタイヤ需要が伸びると予想している。

新工場は現地子会社ブリヂストン・タイヤ・マニュファクチャリング(出資比率:ブリヂストン 90%、 三菱商事10%)が運営する。生産規模はフル稼働時で1日当たり約1万2,000本、従業員は約800人を見込んでいる。

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