露カスペルスキーと独AVL、自動車のサイバーセキュリティで提携へ

ITセキュリティ世界的大手の露カスペルスキーとドイツの自動車用ソフトウエア開発会社AVLソフトウエア・アンド・ファンクションズは、自動車のサイバーセキュリティ分野で提携した。安全で柔軟性のあるサイバーセキュリティー向けのソフトウエア・プラットフォームを開発し、2018年からの市場投入を目指す。自動車メーカーなどはこのプラットフォームを使って「セキュア・コミュニケーション・ユニット(SCUまたはカー・ゲートウェイ)」を開発することができる。当該ソフトウエアは自動車部品間の通信や自動車と外部通信インフラとの通信をサイバー攻撃から守るこになる。カスペルスキーのアレックス・モイセーヴ最高営業責任者(CSO)は、コネクテッドカー(つながる車)の安全なネットワークを構築するには、ITセキュリティの専門家と自動車産業との協力が不可欠と語る。

両社はさらに、自動車のデータセキュリティを専門とする研修やコーチング事業の開設を計画している。

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