独コンチネンタル、BMWなど自動運転提携のシステムインテグレーターに

独自動車部品大手のコンチネンタルは20日、独高級車大手のBMW、米半導体大手のインテル、カメラベースの先進運転支援システム技術を開発するイスラエルのモービルアイの3社による自動運転車技術の開発連合に、開発パートナーおよびシステムインテグレーターとして参加・協力すると発表した。5月には米自動車部品大手のデルファイも同様の提携を発表しており、コンチネンタルは2社目となる。

BMW、インテル、モービルアイの3社は2016年7月に自動運転車の開発で提携すると発表した。2021年までに高度・完全自動運転車の量産化を目指している。3社は、共同開発した技術を他の自動車メーカーや開発会社なども活用できるようにする方針であり、コンチネンタルやデルファイは、開発連合の技術を他の企業が採用する際に、システムインテグレーターとして技術サポートなどを提供する。

コンチネンタルによると、同社は今回の提携では特に、機能開発のほか、ドライバーのモニタリング、動作制御システム(モーションコントロール)、機能のシミュレーションおよび検証などを含む自動運転システムの統合(インテグレーション)でノウハウを提供する。

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