ロシア新車販売、6月は15%増加

ロシアの欧州ビジネス協会(AEB)は7日、同国の2017年6月の新車(乗用車・小型商用車)販売が14万1,084台となり、前年同月に比べ15.0%増加したと発表した。販売増加は3月から4カ月連続となる。1~6月の累計は前年同期比6.9%増の71万8,529台だった。

自動車製造業者委員会(AMC)のシュライバー会長は、ロシアの自動車販売市場は堅調なペースで回復を続けていると述べ、伸び率が6月は15%、第2四半期(4~6月)では12%であったことに安堵感を示した。また、1~6月の伸び率は6%と、年初に示した通期予想に非常に近い、とコメントした。

AEBは1月に2017年の見通しについて、2013年から4年連続の減少に歯止めがかかり、緩やかな回復基調に転じる可能性があり、17年通期の販売は前年比4%増の148万台に拡大するとの予想を示していた。

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