独高級自動車メーカーのポルシェ はこのほど、炭素繊維複合材(CFRP)を使用し、重量を20%低減した軽量カーボンホイールの製造を開始した。この画期的な新型ホイールは、「ポルシェ911ターボS エクスクルーシブ」シリーズのモデルにオプション装備として提供する。フランスの複合材専門誌『JEC』(電子版、8月25日)が報じた。報道によると、新型カーボンホイールは、従来のアロイ製よりも約20%(8.5kg)軽い一方で、剛性は20%向上している。また、バネ下重量の低減により走行パフォーマンスが向上し、タイヤの縦力と横力の吸収を最適化できるという。