英ジャガーも脱化石燃料、全車種を20年からEV・ハイブリッドに

英自動車大手のジャガー・ランドローバー(JLR)は7日、2020年以降に発売するすべての車種を電気自動車(EV)、ハイブリッド車にすると発表した。同社は昨年、20年までに全車種の半分を環境対応車に切り替える方針を打ち出していたが、英国で40年からガソリン車、ディーゼル車の販売が禁止されることを受けて、早期に対応する。

インド自動車大手タタ・モーターズ傘下のJLRは、2016年に初のEV「ジャガーIペース」を発表。来年から販売を開始することになっている。今後はあらゆる車種をEVまたはハイブリッド車に切り替えていく。

欧州ではフランス政府が7月初め、国内でのガソリン車、ディーゼル車の販売を2040年までに打ち切る意向を表明。これに英政府も追随し、7月末に同様の規制を導入すると発表した。

欧州の自動車メーカーでは、スウェーデンの高級車大手ボルボ・カーが7月、19年以降に発売する全車種をEVまたはハイブリッド車にする方針を打ち出していた。

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