ドイツ南西部バーデン・ヴュルテンベルク州のカールスルーエで9 月6日、新しい水素供給ステーションが営業を開始した。同州では10カ所目、ドイツ全域では33カ所目の水素供給ステーションとなる。同ステーションは、自動車大手のダイムラー 、工業ガス大手のリンデ 、石油大手のトタル が建設。ドイツ連邦交通・デジタルインフラ省が、水素・燃料電池技術に関する国家技術革新プログラム(NIP)を通して、約97万ユーロを資金支援した。太陽光発電設備の電力から、電解装置(エレクトロライザー)が水素を生成するシステムで、再生可能エネルギーを自動車の燃料に活用している。