独自動車工業会(VDA)は9月24日、同日に閉幕した第67回フランクフルト国際モーターショー(IAA)の来場者数が延べ約81万人であったと発表した。これは前回(2015年)の93万2,000人を大幅に下回る。IAAは過去に100万人を超えた年もあった。
なお、VDAによると、フェイスブックを中心にソーシャルメディアを通じたIAAへのアクセス数は大幅に増加している。開催中のアクセス数は約4,500万件と前回(1,000万件)の4倍以上に拡大した。開幕前も合わせるとアクセス数は1億件を超えるという。
また、来場者のうち、業界関係者は全体の約35%、一般者は約65%だった。来場者の平均年齢は35歳。女性は全体の24%を占め、2011年の14%からほぼ2倍に拡大した。
このほか、来場者に実施したアンケートでは、来場した理由として、「代替駆動技術とデジタル技術に関心があるため」と回答した人が全体の約半数を占め、最も多かった。その他では、「普段は目にできない車を見る」(30%)、「新技術や新モデルの大体の様子をつかみたい」(29%)、「車が趣味」(28%)などが多かった。
次回のIAAは、2019年9月12日~9月22日(プレスデー:9月10~11日)に開催される予定。