韓国の起亜自動車は小型SUV「ストニック」を9月末に発売する。フォルクスワーゲン(VW)の「T-ロック」またはオペルの「モッカX」の競合車種となり、販売価格は1万5,790ユーロからと設定している。全長は4.14mで、5人乗り。352リットルのトランクは後部座席を倒すことで最大1,155リットルのスペースを確保できる。内外装のカラーは20の組み合わせが可能。
「ストニック」はガソリンとディーゼルエンジンが用意される。ディーゼル車は1.6リットルエンジンを搭載し、最高出力は81kW/110PS、走行100キロメートル当たりの燃費は4.3リットル(CO2排出量109g/km)。ガソリン車は1.2または1リットルエンジンを搭載し、最高出力は62kW/84PSから88kW/120PS。走行100キロメートル当たりの燃費は最大5.5リットル(CO2排出量は最大125g/km)。4輪駆動仕様はは生産コストや車体重量、燃費などを考慮し見送った。
オプションとしてスマートエントリーキーやハンドルヒーター、レーダー技術を使った緊急ブレーキアシストなどを用意する。大画面タッチスクリーン、「アップルカープレイ」、「アンドロイド・アウト」は標準装備となる。