車部品販売の米ジェニュインが英社買収、欧州市場に参入

米自動車交換部品販売大手のジェニュイン・パーツは9月25日、英同業アライアンス・オートモーティブ・グループ(AAG)を買収することで合意したと発表した。買収額は債務の引き受けを含めて約20億ドル。これによってジェニュイン・パーツは欧州のアフターマーケット市場に参入する。

ジェニュイン・パーツは米投資会社ブラックストーンが運営するファンドとAAG創業者が持つAAGの株式を取得する。年内の買収手続き完了を見込む。

ジェニュイン・パーツは自動車のほか工業製品、電子製品などの交換部品販売を手がける企業。米国とカナダ、メキシコ、豪州、アジアで事業を展開している。英国、フランス、ドイツの約1,800カ所で自動車交換部品を販売するAAGの買収により、販路を欧州にも広げる。

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