米半導体大手のエヌビディアは世界全体で750人を新たに採用する計画で、欧州でもミュンヘンの開発・マーケティング拠点の人員を現在の約120人から今後18カ月で2倍に増員する。独業界紙『オートモビルボッヘ』によると、半数は自動車セグメントで、ソフトウエア、セキュリティ、システムアーキテクチャ、自動運転、販売のスペシャリストを採用する予定。
エヌビディアは先ごろミュンヘンで開催した自社イベントの「GPUテクノロジー・カンファレンス・ヨーロッパ(GTCヨーロッパ2017)」で、人が運転に関与しない完全自動運転車(レベル5)の運転を可能にするコンピューター「Drive PX Pegasus(ドライブ・ピーエックス・ペガサス)」を発表した。同製品は2018年下半期に最初の出荷を開始する予定。