ドイツの自動車大手や電力会社などが設立したジョイントベンチャーHubject は16日、米国と中国にも事業を拡大すると発表した。Hubjectは、異なる事業者が運営する充電インフラを連携するオープン方式の法人向け(B2B)プラットフォームにより、1回の登録で様々な事業者の充電インフラを利用できるシステムを提供している。充電インフラの利便性向上により、電気自動車の普及を後押しする。Hubjectには、自動車大手のBMW、ダイムラー、自動車部品大手のボッシュ、電力大手のEnBW、RWE、電機大手のシーメンスなどが出資している。米国ではすでに子会社を設立しており、中国については進出に向けて準備を進めている。