トルコのレジェップ・タイイップ・エルドアン大統領は2日、2021年に国産車を市場投入する計画を発表した。同国の5社がコンソーシアムを結成し、2019年にはプロトタイプを製造する見通し。dpa通信などが報じた。
コンソーシアムには、トルコの複合企業のアナドルグループ、キラサ・ホールディング、家電大手ベルテルの親会社であるゾール・ホールディング、通信大手テュルクセル、トルコ・カタール資本のBMCグループの5社が参加する。
トルコは1960年代に国産車「アナドル」を発売したが、1990年代に製造を中止した経緯がある。現在は、トヨタ、フォード、ルノー、フィアット、ホンダ、現代自動車など、欧米や日本、韓国の自動車メーカーが同国に工場を持つ。