仏自動車大手のルノー・グループ とドバイの大手商社アルフタイム(Al-Futtaim)は20日、パキスタンにおけるルノー車の生産・販売に関する提携について最終合意し、契約書に署名したと発表した。両者の計画では、2018年第1四半期に最新設備を備えたルノー基準の工場をカラチに着工し、翌19年に販売を開始する。ルノーグループのカンボリーブアフリカ・中東・インド地域担当上級副社長は、「年間成長率10%と急速に成長するパキスタン市場への参入を喜ばしく思う。われわれは自動車分野で顕著な実績のあるアルフタイムとの提携を通じて、同国で主要メーカーの地位を目指す」とコメントしている。