仏PSA、ロシア工場で小型商用車を生産

仏自動車大手のPSAグループは11月27日、ロシアのカルーガにある三菱自動車との合弁工場ピーシーエムエー・ルス(PCMA Rus)で2018年第1四半期から商用バンのプジョー「エキスパート」とシトロエン「ジャンピー」を生産すると発表した。

PSAは成長戦略「プッシュ・ツー・パス」において、小型商用車(LCV)の国外市場における販売規模を2021年までに3倍に拡大する目標を掲げている。今回の決定は同目標の達成に向けた措置。また、ロシアでは経済回復を受けて、中小企業に中型バンの需要があると判断した。

両モデルの生産では、現地サプライヤーからの部品調達率が50%となる。現在、同工場で生産しているセダンのシトロエン「C4」とプジョー「408」では、同比率が35%にとどまっている。

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