独プレー、事業買収によりEモビリティ事業強化

独自動車部品会社のプレーは11月24日、ノルウェー同業のコングスベルグ・オートモーティブ (KA)から「eパワー」事業を買収すると発表した。同事業は2011年の設立で、電気自動車やハイブリッド車に搭載する車載充電装置の開発・販売を業務とする。プレーは今回の措置により、電気駆動車(エレクトロモビリティ)事業を強化する。買収価格は公表しないことで合意している。買収手続きは2017年末に完了する予定。

当該事業の従業員数は現在20人。スウェーデンのイエーテボリとムルッショーの2カ所に開発拠点を持つ。また、スウェーデンとインドにエンジニアリング・コンサルタント約50人とのネットワークを持つ。

プレーは、「eパワー」事業を電気自動車やハイブリッド車のバッテリーマネジメントのノウハウを持つEモビリティ事業分野に統合する。社名はプレー・スウェーデンに変更するが、従業員や開発拠点は引き継ぐ。

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