独ダイムラー、電気バス「シタロ」を独交通事業者に初出荷

独自動車大手のダイムラーは11月27日、マンハイムにあるバス製造子会社エボバス(EvoBus)が製造するメルセデスベンツの電気バス「シタロ」の最初の出荷先がマンハイムのあるライン=ネッカー地域の交通事業者ライン=ネッカー交通連盟(RNV)に決まったと発表した。2018年末に出荷を開始する予定。RNVはまず、当該バスを試験投入する計画。両社は運行状況などについての情報交換についても合意した。

電気バス「シタロ」はリチウムイオン電池を搭載し、ホイールに電気モーターを組み込んだインホイールモーターを後ろ車軸(リアアクスル)に装備する。

シタロの電気バスのプロトタイプはこれまでに、北極圏での冬季試験やスペインのシエラ・ネバダ山脈での夏季試験を終えている。

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