GAZ

ロシア商用車大手のGAZグループ は11月29日、シベリア西部にあるチュメニ市の交通局に低床タイプの大型電気バス「LIAZ-5292」を試験運転向けに1台販売したと発表した。「LIAZ-5292」は定員75人(座席数24)で、荷棚、エアコン、監視カメラ、衛星測位システム「グロナス」を装備している。フル充電した場合、約100km走行できる。同社は今年1~7月にかけてモスクワ市内で同型電気バスの試験運転を実施。マイナス35度の厳寒の冬期から夏期まで約1万3,500km以上を安定して走行することが実証された。チュメニ市では、空港~鉄道駅を結ぶ路線バスとして運行する予定。

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