独レオニ、メキシコに新工場を開所

独電線大手のレオニは11月30日、メキシコのユカタン州メリダにワイヤリングシステムの新工場を開設した。新工場では、乗用車向けのワイヤーハーネスを生産し、アジアと米国に本社を持つ顧客に製品を供給する。

新工場はレオニにとって、メキシコでは3番目のワイヤリングシステム工場となる。同社はすでに、ソノラ州エルモシージョとドゥランゴ州ドゥランゴにある工場で乗用車および商用車向けのワイヤーハーネスを生産している。

メリダ工場では、米国とアジアに本社を持つ顧客向けに様々な乗用車モデルのワイヤーハーネスを生産する。新工場の生産面積は約2万5,000平方メートル。従業員数は現在、約500人で、2018年までにフル稼働体制が整うと、最大2,600人となる予定。

なお、レオニ・グループ全体では、ワイヤー＆ケーブル・ソリューション部門がメキシコに2工場を持ち、自動車用ケーブルを生産しているため、メリダ工場は、レオニ・グループ全体では5番目のメキシコ工場となる。