ノキアンタイヤズ、ノキア工場の生産能力を50%増強

フィンランドのタイヤ大手ノキアンタイヤズは12月22日、グループ会社のノキアン・ヘビー・タイヤズがフィンランドのノキア工場に今後3年間で7,000万ユーロを投資し、生産能力を50%拡大すると発表した。これにより同工場では大型タイヤの製造で約50人の新規雇用を創出する見通し。

同社によると、大型タイヤの世界市場は拡大しており、ノキアン・ヘビー・タイヤズの販売も伸びている。また、ノキアは技能職の人材を確保しやすく、近代的な工場で高品質の製品を製造できることからノキア工場の生産能力増強を決めた。

生産能力の拡大により、同工場の大型タイヤの最大生産能力は約2,000万キログラムから3,200万キログラムに拡大する。ノキアンタイヤズは、林業機械用のタイヤや、北部の気候条件の厳しい環境で使用する特殊タイヤなどを製造している。

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